おひさしぶりです。まえだです。
単身赴任は、家族と離れ離れで住むことです。
寂しいとか、不便とか、色々なマイナス面もあるなか、まえだが一番怖いのは「家族の緊急事態」。
そして、そんなときに「そばに居られないこと」。
特に単身赴任を始めた当初は、子供がまだ小さかったので、病気とか怪我とか何かあったときに、夫一人で対応できるのかということがとても心配でした。
今だとコロナでもそうですね。
そんな心配をよそに、単身赴任後2年くらいは何事もなくちょっと油断していました…。
まさか、子供ではなく、夫が大変なことになってしまうなんて。
単身赴任、家族の緊急事態に何をしておくべきか。体験談をもとに書いておきます。
↓どんな大変なことがあったかは過去の記事も合わせてどうぞ

準備:①病院の連絡先・受付時間を調べておく
当たり前ですが、病気・怪我、頼りになるのは病院です。
(1)かかりつけの病院の連絡先
(2)最寄りの救急病院(夜間や休日受付できるところ)
上記はわかりやすいところにメモしておきましょう。
(2)は市民病院や総合病院など大きいところが多いです。
さらにそれらの病院のホームページ、特に救急外来の部分もよく調べておきましょう。
「事前に連絡してください」や「~の場合は、~してください」など書いてあることも多いです。
これを夫側・妻側両方で共有しておくと何かあったときでもお互いに遠隔で助け合うことができます。
準備:②診察券・お金・入院セットはわかりやすい場所にセット
こちらも当たり前ですが、何かあった時にすぐに行動できるような準備もしてきおましょう。
まえだ家の場合は、夫の一回目の入院後、
再発の可能性もあったので入院セットも準備しておりました。
2回目…あってほしくなかったけど、救急車にはこばれましたからね…。
この時に入院セットも準備しておいて助かったというわけです。
準備:③頼れる親族にあらかじめ緊急時の対応をお願いしておく
まえだ家は、夫の両親もまえだの両親も遠くにいるので、頼りにできなかったのですが、
頼れる両親・親戚が近くにいる場合は、緊急時の対応をお願いしておくのは大事ですね。
病院に連れて行ってもらうだけでなく、
子どもをみててもらう、送迎をお願いするとか。
急に頼むのではなく、事前にネゴをしておくのが良いと思います。
親しき中にも礼儀あり、ですね。
準備:④何かあった時の最短帰省ルートを考えておく
単身赴任だと、家族に何かあった時そばに居ないことが多いです。
どれだけ早く家族のもとに行けるかをあらかじめシミュレーションすることも大事だな…と思いました。
まえだのケースだと、夜に夫からの救急コールがありました。
この時、
・新幹線:運行終了
・深夜バス:今から家をでても間に合わない
・車:そもそもない
・レンタカー:営業時間終了、24時間営業の店舗はすでにない
でしたので、結局朝イチで家族のところに行くしかなかったです…。
しかし、それらの最終営業時間等を調べるのに30分ほどかかりましたので、
もしその時間がなかったらいずれかの交通手段が間に合ったかもしれません。
また、車を持っているとこういった有事の際は便利ですね。(維持費の関係でなかなか踏み切れませんが)
その時によってできること、できないことはどうしても出てきますが、
事前に調べておく、知っておくだけで、冷静に対処できる気がします。
また、その情報は残された家族側にも共有しておきましょう。
家族側も、「この時間帯だと最短でこれくらい帰ってくるのに時間がかかるのか」と理解しておけるので、
安心感も違ってくると思います。
準備:④深夜・早朝タクシーの確認
コロナ禍でもあるので、なかなか救急車を呼びにくいこともあります。
そうでなくても、病気や怪我の程度によっては、なるべく自力で救急病院に行くことを求められるケースが多いですよね。
まえだ家の夫も2回目の急病時は、すでに「胆石の可能性」というのがわかっていたので、
まずは救急車ではなく、深夜タクシーの手配を試みました。(車は運転できないほどの痛みだった…)
残念ながら手配できず、結局救急車のお世話になってしまったのですが。。
それでも、単身赴任で残された側でも、交通手段の確認はしておいた方がよいと思います。
備えあれば憂いなし、あらゆるケースを想定しよう
どんなに気を付けていても、
病気になることもあれば、怪我をすることもあります。
大事なのは、それが起こった時にどれだけ無駄なく、早く動けるか、です。
そのためには、「備える」しかありません。
物理的な準備ももちろんですし、精神的な準備も、です。
あまり考えたくないですが、まえだは普段から「夫と子どもに何かあったら」をよく考えます。
以前までは「子どもに何かあったら…」が多かったですが、意外と大変なのは、「夫(子供のそばにいる方の親)に何かあったら…」なんですよね。
子どもに何かあっても、そばに親のどちらかがいれば何とかなることも多いです。
でも、子供のそばにいる方の親に何かあったら…。
まえだ夫の救急車搬送からの入院は、まさにその状態でした。
それ以降、より一層家族の緊急事態について考えることが増えました。
考えて、新しいケースを思いついたらその対処を即実行、これを意識しています。

きゅうきゅうしゃに乗れてたのしかったよ

親の心子知らず!(でもかわいい・・・)
単身赴任はこういうこともあるので、ネガティブな印象ですよね。
しかし、家族の緊急事態は単身赴任でなくても起こりうるもの。(出張時とかだと家族とは離れてますしね)
今回は病気のケースが中心でしたが、そういえば前田家は単身赴任時の地震も経験してました。
いろんなことが起こるけど、起こることを想定して準備するしかない。
単身赴任をより楽しいものにするためにも、心配の種は少しずつ減らして、
いざというときの機動力も身に着けていきたいですね!
それでは、ごきげんよう~。よい単身赴任ライフを!
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